コロナ後遺症のリスク
退院後も息苦しさや疲れやすさが続く人が「3割」
コロナ感染者の中には、退院後も息苦しさが続いて自宅で酸素吸入が必要だったり、疲れやすくなったりする人がいます。
イタリア呼吸器学会による「回復した人のうち3割に後遺症が生じる可能性がある」との報告に対し、後遺症の原因や治療方法について各国で調査がされています。現に、オランダの医師らの研究でも、新型コロナに感染した患者の31%に血栓を伴う合併症がみられたとの報告もあります。
後遺症のメカニズム、徐々に解明
新型コロナは発熱やせきの症状だけでなく、呼吸不全、腎臓や肝臓の障害のほか、脳梗塞など多様な症状を引き起こす恐れがあります。その原因の一つとされるのは、ウイルスが血管の内壁の細胞を傷つけ、炎症が起きることで血流が滞り、臓器の機能低下につながるとされています。
放置すると、肺炎の症状が治まっても数日から数か月の間に血栓が障害を起こす可能性も指摘されており、ドイツでも新型コロナ感染者の臓器のうち、肺に次いで影響を受けたのは腎臓だったとされています。
長期リハビリを必要とするケースも
肺機能の低下で退院後も酸素吸入が必要となるケースが報告されているほか、脳や神経がダメージを受け、人や物の名前がすぐに出てこないなど認知機能の低下を招く恐れもあります。
「新型コロナにはまだ特効薬がなく、患者は自身の免疫力による闘いを強いられる。重症患者に深刻な影響を及ぼす後遺症が出るのは、闘病生活が長くなることが影響していると考えられる」と自治医科大の医師も述べています。「肺機能の低下で退院後も酸素吸入が必要となるケースが報告されているほか、脳や神経がダメージを受け、人や物の名前がすぐに出てこないなど認知機能の低下を招く恐れもある」
「Dダイマー」値に注意
体内で血栓ができているかの指標となる「Dダイマー」という数値があります。症状が軽症であっても、この数値が異常値を示していると危険です。重篤な症状でなかったのに、脳梗塞や心筋梗塞、肺血栓塞栓症を引き起こし、浴室で亡くなったり、旅行中に倒れ突然死するといったケースもあります。
症状に気付き医師から処置を受けられれば、抗凝固薬による血栓症予防療法の実施をしてくれます。しかし、異常値に気付かない軽度な状態であれば、血液を固まりにくくするEPAを摂取するなど自ら対策を講じることが重要です。
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